大雪の川越水上公園は高活性

管釣り(トラウト)釣行記

雪がコンコンと降りしきる中の釣行です。
気温がだんだん下がっていく中、手も動かなくなり、もはや修行でございました。
でも、辛いという感覚より釣れる楽しさの方が勝る良い釣行でした。

釣果

●釣行時間
6:00~12:30

●釣果
ニジマス × 36匹

午前中のみの釣行でした。
この日は前日からの続きの大雨で次第に雪が降る釣り人にとっては嫌な天気でした。絶対に人が来ないだろうと予想して自由に釣りができるんじゃないかと思い行ってみました。
魚は高活性!活性が低いのは人のようです。
ずっとビギナーゾーンで釣りをしていれば、おそらく50-60匹は釣れていたであろう状況でした。しかし、持ち帰りを頼まれていたので途中流れるプールと造波プールに移動したため釣果が激減。かつ午前中のみの釣行でしたので、その結果の36匹となりました。

流石に1番乗り

いつもなら5:30前から10人くらい居るのに今日は流石に誰もいません。

受付を済ませて場所取り

まずビギナーゾーンで軽く数投してから、流れるプールと造波プールに移動しようと言う流れを考えていました。持ち帰りを頼まれているので、大サイズも欲しいための移動です。
準備をしてポイポイ投げて調子を自分の調子と魚の調子を確認します。

今日は何だか高活性!?

そこそこ寒いのに食いが良く、トラウト達は活性が高い状態でした。
雨粒の波紋を食いに?浮いている状態です。稀に見る良さ気な感じです。

ルアーを投げるたびに魚のアタックを感じ、一投一釣とまではいかないけど、釣れそうな雰囲気がガンガンに伝わってきます。

活性が良くてもセレクトが違うと意外と釣れない

せっかくなので色々なスプーンを試してみます。
普段あまり使わないスプーンをチョイスして魚が食うか様子を見ます。
写真のもの以外にもいろいろ試しましたが、どうやらトラウトが反応するスプーンと色と棚があるようです。

調子が良かった組み合わせ

ルアー:DAIWAムーバー1.8g
色  :からし
棚  :着水後1カウント
巻速度:2秒で1回転くらい

80cm程しかないプールなのにボトムとトップでは釣果の伸びが遅くなり、着水後1カウント程してからのゆっくり巻が一番釣れると言う流れでした。
浮いている魚が多いから表層数cm、寒いからボトム付近と考えていましたが、結果はその中間の40cm付近が反応がいいトラウトが居るということです。

スプーンもシルエットが小さくアクションが控えめなものを使用すると途端にアタックが減速しました。大きめでゆっくり引きがいい感じです。

それと、フックの鋭さも影響しています。新品のフックを付けてきたのですが、流石に数匹釣ると針先が丸くなってきてしまいます。寒さで手がかじかんでフック交換ができないので、ヤスリでシャカシャカしていました。うまくかからない回数が増えた時に効果抜群でした。

結局いつも使っているスプーンが一番調子が良いという結果に。
信頼を置いているものがやはり釣れたという印象で、私の釣り方だとこういった結果になりました。

寒さで体が言うことを聞かないロスト

気をつけていたのですがやってしまいました。
少し右に投げてしまった事と、ムーバーの不規則な飛びでプール境目のネットに引っかかりました。もう絶対取れないので、ごめんなさい諦めます。

いつもは家でノーネムノットを組んできます。管釣りにノーネームノットが必要かはわかりませんが、強度十分で結び目が小さくガイドに通しても使えるので使用しています。

寒さで手が動かないので複雑なノットは組めません。
3.5ノットでも十分ですので頑張って組みました。余ったヒゲはこれ以上うまく切れませんでした!ガイドに通さなければ大丈夫でしょう。

スナップはクリンチノットで結びます。3.5ノットより難しかった。

おっと危ない!スプーンロストした時に巻き上げた糸が変なふうに巻かれています。トラブルの後は各部分を確認する癖をつけていたので気が付きました。ぶっちゃけこのまま投げても平気だと思いますが、念の為糸を引き出して巻き直しました。

寒い日は細かい作業がとてもやりにくいので苦労します。
自分の手が自分の手じゃない感覚です。

雨が雪に変わった

いろいろやってたら雪が降っていました。
そして、意外と他の人もいます。四角い方の多目的プールで釣っていた方がこちらへ移動してきました。あっちは釣れたのでしょうか?

気温も下がりいよいよ手の動きの鈍さが増してきました。
時刻は8:00になり、この時点で21匹を釣ることができました。
今日は10を目標にしていましたがとっくに過ぎていたので、持ち帰り用の大きめのトラウトを取るためにプールを移動します。

流れるプールの水がしんでる

流れるプールのよく釣れる印象のあるポイント。

こちらは打って変わって生命感を感じません。
魚入っているのかな?どこを通しても水流の変化くらいしか感じません。その変化の境目にも魚の反応は感じられませんでした。水黒いし。

1時間後ようやくゲット

やっと魚のアタリを感じる場所を発見。写真中央辺りで食ってくるような反応を取れました。もう一回同じ様にスプーンを引いてくると明確にかかりました!
1時間何もなかったこの場所でようやく取れた1匹です。まじで嬉しい。
その後も粘って何とかもう1匹追加して、流石に魚の反応が薄すぎるので造波プールに移動します。1時間半くらいはここで投げていました。

嬉しい1匹

造波プールはトラウトが追いかけっこをしていた

色の境目の浅瀬部分を回遊する2つの群れがいました。
1つの群れは5・6匹程度で、背びれが水面に出るようなところを向こうからこちらに向かって泳いでいます。その群れにスプーンを投げ込んでかけたのですが、直ぐバラしてしまってその後無反応になりました。ここでの釣果はゼロ。多目的プールへと移動します。

多目的プールでミッツドライ

水面に雪を食べに来るのにスプーンは食ってこないので、これ投げてみました。
トラウトの波紋が多いところに投げ込んで食うのを待ちます。投げたら待つだけの簡単なお仕事でした。

ポコポコ食いに来るけど掛かりが悪い。時間かかったけどミッツドライで釣れました。
水面の見えるアタリを取るって楽しいですね!

ビギナーゾーンに戻って数釣りに専念

一通り一周してビギナーゾーンに戻ってきました。
他で持ち帰り用の大きさが取れなかったので、ここで持ち帰り用を確保します。
良さそうなものが釣れたらそのまま雪INで氷締め。

調子の良かったスプーンは最初にロストしてますので、同じからし色のルミオン1.3gを使います。レンジもスピードも朝と似たような事をして釣っていきます。やはり数匹釣ると針先が丸くなりかかりが悪くなりましたが、手がかじかんでいるのでもう研ぐこともできません。ルアー交換もできないのでそのまま粘ります。さらに体が冷え切っているせいで、アタリがわかっているのにフッキング動作ができずに結構な数を逃してしまいます。悔しいけどこればっかりは体が動かないからどうしようもない。同じ事を近くに居た釣り人達も言ってました(笑)

1時間半頑張って12匹追加。
時間切れ。

数釣りができて勉強になった

帰りの駐車場

濡れるし寒いし冷えるしで、人がまいっちゃうような日でもトラウト達は元気でした。
寒さで体が動かずに魚を逃してしまう事が結構悔しかったです。対策は温める以外ないので仕方ありません。それと意外とこの天候で7人くらい釣り人が来たのでびっくりしました。

水深が浅い場所でも、数を伸ばそうとすると意外とコツが必要な事がわかりました。
数匹掛けただけでフック先端が丸くなって掛かりが明らかに悪くなり、フックの鋭さが大事なのだと改めて思いました。
これらは数が釣れて改めて気づいた事でありいい勉強になりました。

持ち帰りを意識せず、同じところで釣っていたら50~60匹は釣れていたはずなので移動しなければよかったな~なんてタラレバを考えてしまっています。次に数釣りができるような機会に出会ったら専念してみようと思います。

雨雪が降る寒い中での釣行でしたが楽しい修行ができました。

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