電車でも行ける人気の管理釣り場「朝霞ガーデン」
人気が故の人の多さで超ハイプレッシャー。トラウト達も神経質になりなかなか釣れないらしいです。朝一番はトラウト達が高活性なのかジャンプの嵐。これは期待できそうです!私も気分が盛り上がります!やっとこさ行ける機会ができたので朝霞ガーデンに挑戦しに行ってきました。
アクセス
朝霞ガーデンホームページ
http://www.a-garden.com/
朝霞ガーデンスタッフブログ
http://asakagarden.blog72.fc2.com/
営業時間
4-10月 6:30-17:30
11-3月 6:30-17:00
ナイター営業
3-10月 18:00-20:00
※金曜日定休日(祝日場合はは営業)
利用料金(ルアー&フライ)
1日券 5,200円
6時間 3,600円
3時間 2,600円
ナイター 2,000円
※メンバーズカード料金割引あり
駐車場
100台以上有り
料金や時間は2020年6月上旬現在です。
ルアー&フライとエサ釣りで営業時間が異なります。
料金はメンバーズカードがあると割引になります。初回カードをもらって2回目以降で割引きが適用されます。
詳しい情報は朝霞ガーデンのホームページを確認してください。
釣行記録
釣行時間
6:15-12:15
現在流行病の影響で営業時間が変更されています。
朝霞ガーデンのホームページ等で確認してください。
釣果
11匹(うち2匹はスレがかり)
6時間で11匹です。
釣れた時は1匹目が釣れてから1時間の間にポツポツ釣れると言った感じでした。
沈黙の時間もあります。
朝霞ガーデンの見取り図
全部で池は4つあります。水は地下水100%で河川水等は入れていないようです。地下水の為水質が安定しており、年間を通してマス釣りができます。
今回ここでは池しか載せていませんが、スタッフブログにトイレやレストハウスの事がありますので詳しくはそちらで確認してください。
全体的に池は小さく、飛距離だけで言えば1.5gもあれば十分なイメージです。しかし、水流が強い場所があるので自分の釣りのスタイルに合わせて適宜重さは変わります。
1号池(ルアーフライ共用)
水深4.5m。地下水が1番最初に入る場所。
コンディションが最も安定していてか、水質はかなりクリア。
魚の量もかなり入っていて、ルアーを沈めすぎると糸ズレが多発します。
対岸が民家の為、2g以下のルアーを使用してくださいと注意書きがあります。
よく飛ぶタックルセッティングだと2g以下でも向こう側に届いてしまうので注意して釣りをする必要があります。実際にここに立つと民家まですごく近いです。
エサ釣り専用池
水深2.5m。中央に岩が有り、そこを中心に水が流れています。
ルアー専用池
水深3.5m。
ここも水質はクリアでサイトで釣りができます。現在魚影が1番濃い場所になっています。
フライ専用池
水深3-3.5m。水質はクリアで池が少し弧を描いています。テンカラは不可です。ここを通る際はフライマンのキャストに注意して通りましょう。
2号池(ルアーフライ共用)
水深2.5-3.0m。水質はマッディ。30-50cmくらいから下が見えませんでした。水車・流れ込み・噴水があって流れは複雑です。
釣行記
朝霞ガーデンはどこの池も魚影が濃く表層付近に居ました。今回メインで使用するラインはエステルです。リーダーを家に忘れてしまったので、魚に糸ズレして切れてしまうのは避けたいところです。ですので攻めるのは必然的に上ということになります。
それと、民家がびっくりするくらい近いです。
民家へルアーを飛ばさないように注意しましょう。
朝霞ガーデンに到着
朝霞ガーデンに到着。初釣行です。
受付までに時間があるので池の観察をしながら準備をします。
リーダーを持ってくるの忘れた!
エステルを使用するのでノンリーダーは避けたい。仕方ないので、昨夜PEにロングナイロンリーダーを巻いたリールがあるのでそれを切って使います。いつもは現場に来てから待っている時間でリーダーをつけているのですが、今回はたまたま巻いておいたので助かりました。
足元に水を池に流している水路があるのですが、そこにもニジマスがいました。水路をジャンプして飛び越えてきたのでしょうか。近づくと隠れてしばらくすると出てきます。わかいい。
魚は高活性なのかジャンプジャンプの嵐。これは一投目から行けるでしょう。
動画はそのジャンプを撮ったのですが、撮り始めた瞬間に電池が赤になったので速攻撮影をやめてしまいました。いたる所に波紋が出ているのと、左上でジャンプしているのが確認できるかと思います。
ルアーで釣りができる場所が3箇所あるので、一つの池で2、3匹釣れたら移動するような感じで釣っていこうと思います。
1号池の洗礼思ったより釣れないぞ
受付を済ませ、いよいよ実釣です。
魚達はめちゃ元気に跳ねていたので、スタートダッシュで5匹くらいはいけるでしょう。水質が超クリアなので魚のいる場所とルアーの動きが丸見えです。いつもマッディな場所でしかやっていないので新感覚。
一投目を引いてきましたが、魚がついてくる気配がありません。スプーンを見ると泳いでいません。なぜ!?二投目も泳がない。このまま投げていても意味がないのでアダムの1.5g白雪姫にチェンジします。すると魚が追ってくるようになり、白雪姫を4投目くらいで朝霞ガーデン初チャッチできました!嬉しい!
朝の爆釣タイムで5匹くらいは楽勝にキャッチできるだろうと高をくくっていいたのですが、1匹釣れたら魚の追いが悪くなりました。朝あんなにパシャパシャ跳ねてたじゃん。そういう時って釣れる印象が強いじゃん。全然続かない。ルアーを取っ変え引っ変えして投げます。釣れない。ここには私の知っているトラウトはいないようです。そんな中でも、銀色か白が入っていると魚が追ってきていることに気が付きました。
ルミオン1.3gネオングロー(白/金)で行けそうな気がしたので粘ってみました。遅いスピードより早いスピードの方がよく追ってくる感じだったので少しずつ場所をずらしながら投げました。
ありがとうございます。30分頑張ってようやっと2匹目。ただし、背びれにスレがかりでした。これはカウントに入れるべきかどうか迷ったけど入れちゃいます。
さらに15分後に3匹目をゲットできました。
あふれるくらいトラウトが入っているのにこんなに辛いとは。噂には聞いていましたが、これはすごい所にきてしまったようです。根負けしたら釣り終了です。
ルアー専用池で3つ
7:30頃にルアー専用池に移動。そこそこ人が居たので奥側の端っこに入りました。朝霞ガーデンで1番魚影が濃い場所だけあってそこかしこにトラウトが溜まっています。
流れ込みがある場所にいる方はいい感じに釣っています。その流れの先の所にスプーンを通してみますが追うけど食うまでにはいたりません。なんとか一回かけたものの足元でばらしてしまう痛恨のミス。30分くらい釣れませんでした。よく釣れている方が何を使っているか見てみたのですが、セニョールトルネードっぽいルアーを使用してました。どこの管釣りでも見かけるのですがやっぱり強いですね。あの見た目でぐるぐる回る動きはトラウトにとっては魅力的なのでしょう。
8:00くらいになって、流れ込みの方が移動をしたのでそこに入ってみました。水流に向かってトラウトが泳いでいるのが伺えます。水中から強い流れがでており、スプーンだと簡単に流されてしまいます。
流れの強い部分ではプラグ類がスプーンより強いので、ティモンのブリブリミノーのショボクレグローを流れの先へ投げて寄せてきます。一投目で食ってくれました!うれし!
同じルアーが続かないので、ダイワのウォブクラを投げます。ゆっくり引きでかかったのですがどうやらスレがかりっぽい引き方。上げてみると背びれの下辺りに刺さっていました。ルアーチェンジします。
その後すっかりアタリがなくなってしまい、スプーンを投げ続けること30分が経過しました。やっぱり銀か白が入った色の時に追ってくることが多いように感じます。
今日私が釣れるのはアダムの白雪姫かルミオンのネオングローのようです。ようやくキャッチありがとうございます。
2号池はマッディで静か
8:45分頃2号池に移動しました。
ここはマッディで、50cmくらい魚が潜ると見えなくなります。見える限りでは魚は池に入って右側の流れが静かな辺りに溜まっていました。
その溜まっている辺りに入って釣りをしてみます。隣に先行者がいるので正面の噴水に向けて投げます。
スプーンへの反応がよくありません。追ってくる時もあるのですが、20cmくらい後方をついてくるだけで食うにはいたりません。ブリブリミノーにチェンジしてトゥイッチを入れたりジャカジャカしたりしましたが釣れたのはゆっくり引きでした。
マッディな2号池は藻が発生していて、毎回ラインの結束部とスプーンにくっついてきます。スプーンが泳がなかったり、魚が寄ってこなかったりするのでやりにくい。1投ごとに藻を払っての釣りでした。
エステルとリーダーは3.5ノットで結んでいるので、どうしても結び目が大きくラインのヒゲに藻がくっついてしまいます。強度は十分と感じているのですが、藻はどうにもなりません。
場所を右の流れ込みがある付近に移動しました。噴水が近いですが色々な流れが重なり複雑です。
魚のあたりが無いので、恐る恐るスプーンを沈めてから巻いてみました。しかし、糸ズレすることなくスプーンが戻ってきます。う~ん。全く釣れる気がしないので、2号池は1時間も居ないくらいで退散しました。
再びルアー池で修行の時間
時刻は9:45頃。
再びルアー池に戻ってきました。
最初に居た頃より全体的に人が増えています。
入れそうな場所がなかったので、また朝と同じ端っこで釣りをします。スプーンを投げ、数投でカラーチェンジをし、重さを変え、レンジを変え・・・魚が見えるだけになんとかヒントが得られるんじゃないかとできる限りのことをしてみるもダメ。どうしたものか。
そんな中でも1回だけアタリがでてラインが走ったのですがすぐにフックアウトします。魚影が濃いが故の2回めのスレがかりです。鱗がくっついて来てしまったので胴体をえぐってしまいました。こればっかりはどうしようもないっす。
色々投げたけど、やっぱり朝からの銀/白の方が反応がよく、光り物でない単色は微妙でした。もう、ジキルjr1.1の金か銀で投げ続ける事にします。着水後3カウントくらいしてからゆっくりとトラウトの居る上層のレンジを通します。
やっと取れましたー
粘って粘っての1匹は嬉しいですね。
釣れる釣れないプラグはある
粘って取れた一匹のあとは1時間半くらいノーバイトでございます。見えるのに釣れないのって辛す。
で、対岸の真ん中あたりで釣りをしている方はバンバン釣っているんです。
ここまでで、よく釣っている人のルアーを見てると、セニョールトルネード・ムカイザンム33DRみたいなプラグ・ココニョロっぽいのがずっとじゃないけど他の方よりも釣れている印象を受けました。
引用元
ZACTCRAFT
https://zact-craft.jp/products/detail/1
引用元
Mukai-Fishing
http://www.mukai-fishing.jp/archives/1462.html
ココニョロは販売元のホームページがわからなかったので、google画像検索で形が探せます。→ココニョロ画像検索
ここ意外の管釣り場でも、それらのプラグはやはり釣れている印象を持っています。またあの形のプラグかと思いました。
自分の持っているものもたまに小爆発する時があるので、使う場面と使い方の問題なんだろうなと考えていました。しかし、今日この瞬間に「釣れるプラグと釣れないプラグ」がある。そう思いました。釣れると言っても毎回毎回ではないとは思います。しかし、今回この3種類の印象が強く残っているということに気がついたと言うことは他のものよりは釣れる可能性が高いということだと思います。
釣れるスプーン形状・カラーがあるように、プラグもやっぱりあるんだなと思った瞬間でした。
12時の放流チャンスとラスト15分
私の持ち時間は残すところ15分となりました。ここまでノーバイト。悲しい。
そんな時対岸で放流の車が止まりました。これは場が変わるチャンスです。ちなみに場所は移動していて、さっきのプラグでよく釣っていた人のポジション(ルアー専用池の民家側)に入っています。
放流が行われてすぐに少し離れた方のところでヒットしました。近場の人はこれまでと変わりはありません。しかし、放流後少し離れた位置ではありますが、それまで無かった反応がでたということは場が変わったサインのハズなのでなんとかなるはずだと考えました。
放流した付近に、さっきからずっと使っているジキルjr1.1g金を投げるも反応がありません。ちょっとずつそこから離れた所に投げていくと、5分後くらいに明確なアタリがでて1匹キャッチしました。その後は追ってくるも食うには至らずが何回かあるくらい。そして放流から10分程してから、放流した付近に投げるとスプーンの奪い合いのアタリと連続キャッチに成功。おそらく放流魚が溜まり始めた場所を発見できたのだと思います。しかし、ここでタイムアップとなり納竿となりました。あと10分くらいは欲しかったー。多分もう少し取れたと思いますが仕方なし。
朝霞ガーデンは厳しいけど発見がある場所だった
朝一の高活性に見えたジャンプジャンプトラウトはガンガン釣れるほどイージーなトラウトではありませんでした。朝一番で5匹くらいは楽勝だろうと本当に思ったのに、思った以上に釣れなくて心が打ち砕かれました。噂通り多くの釣人に鍛えられたトラウト達は、なかなか釣らせてくれませんでした。手を変え品を変えても反応すらしてくれません。その姿が見えている分余計にこのやろーって感じになりました。
トラウト達の興味の示し方やバイトの瞬間も観察できて、釣れなくてもそれ自体が面白かったりします。1回だけトラウトがスプーンを咥えてすぐに離した瞬間を目撃しました。手元にアタリとして全く出ない場面に遭遇した瞬間でした。今食ったけど!と思ったのですが、全然アタリらしいアタリが手元にもラインにも現れなかったのです。スプーンを不味そうにペッってやってたし。こういったバイトがほんの少しだけ長いと糸にだけ出るアタリになるのかもしれません。この一瞬の出来事は驚きました。
水がクリアなおかげで、ルアーの動きも丸見えです。自分のルアーがどの場面でどんなふうに動くのかの確認ができたので勉強になりました。ムーバー1.8g赤金が前からイマイチだなと思っていたら、泳ぎが破綻している場面が多くてもしかしたらハズレを引いていたかもしれない事を知れました。もう少し使って本当にハズレの個体なのか確かめる必要があります。
スプーンを沈めて引いてレンジキープできているつもりでしたが、思ったよりもスプーンが浮いてきていることにも気がつきました。真横移動をキープするのは難しいとわかっていましたが、自分がイメージしていたよりも浮いてきていた場面が多々あったのでこれを頭に入れて補正する必要があります。流れによっても浮き方が変わるのでここで感じたことが全てではないですが勉強になりました。
いつもは川越FFや冬季水上公園プールフィッシングのマッディの中での釣りしかしてなかったので、どクリア丸見えの朝霞ガーデンはとっても新鮮でした。魚の動きやルアーが見えるってこんなにも勉強になるのですね。
それと魚影が濃い場合は糸ズレによるラインブレイクの恐れが大きいので底深く沈めるのはちょと危険かもです。今回はリーダーを忘れた事と魚が上の方に居たので上しか狙いませんでしたが、下の方にやる気のある魚が溜まっていた場合はもしかしたら大変かもと思います。この辺はあくまで想像なので、実際にどう対処するかは勉強する必要があります
厳しけどその中にも楽しさがある朝霞ガーデン。良い釣行となりました。
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