オーナーのカルティバメバル流弾丸（ながれだま）を使ってみての感想です。
実売価格が安いから使っていて、そこからこのジグヘッドのわかってきたところを書いてみます。
カルティバメバル流弾丸の感想
メバル流弾丸を使ってみての特徴はこんな感じでした。
おすすめできるかというと難しいなと私は思いますが、ネムリ形状の針で飲み込まれにくく手返し良く釣りができる部分は気に入っています。
- 縦の釣りより横の釣りが得意でレンジキープ力がある
- 針がネムリ形状で飲み込まれにくい
- 2つのアイで攻め方を変えられるが、スナップがつけにくい
- 針が硬く曲がりにくいが、根掛時に折れやすい
- 引き抵抗が強いわけではない為操作感がいまいち
サイズ感
サイズは写真の通り。
重さで針の大きさ長さが異なります。
1.6～２インチくらいまでのワームがあっている感じ。
ヘッドの形状・アイについて
ヘッドの形状は砲弾型というのでしょうか。アイが２つと窪みがあります。
メインアイを使用した時には、この窪みが潮を受けて抵抗になり浮き上がりにくくなるのでレンジキープしやすくなります。また、フロントアイを使った時には支点が前になるので浮き上がりやすくなります。
メインアイはジグヘッドの中に入り込んでおり、ウィードレス効果を狙っているものと思います。海藻の中を通った時にアイにそれらが引っかかりにくくなっているという感じです。現にアイに何かが引っかかったという経験は今のところありません。そもそもアイが小さい事も効果ありなのだと思います。
私はメインアイしか使わなくなった
アイは状況に応じてどちらを使用するか決めますが、フロントアイでの使用は何かギクシャクしてしまいとても使いにくい為、私はメインアイしか使わなくなりました。縦の誘いを入れる時はラウンド状（丸い形）のジグヘッドを使うようにしています。フロントアイを使用して浮き上がりやすい状態でボトムまで落として巻き上げる等を試してみましたが、自分の行く釣り場ではあまり効果はありませんでした。
横の釣りに関しては潮噛みがよく一定層を引きやすいので、窪みが良く仕事をしている感じを受けます。ただ引き抵抗がそれほど大きくはない為、気を抜くと浮き上がりが早かったりするので、その辺は集中力が必要かなと思います。
スナップはつけにくい
フロントアイはつけやすいのですが、メインアイへのスナップの取り付けはとてもとてもやりにくいです。私はスナップを使う派なのですがあまりにもつけにくいので、メバル流弾丸を使う時はリーダー直付けをするようになりました。スナップの形状でも付けやすさが変わりますが、基本とってもつけにくいことは変わりません。
写真左側のオープンになるスナップはまだ取り付けやすいですが、右側のアジスナップは取り付けるのに手間取る上取り外しもしにくいです。
スナップの使用はおすすめできません。
針の形状・サイズ
針の形状はネムリ型。
針先が内側に向いていることで、魚の喉奥で針が掛かりにくく口元で針が掛かるようになる為、多少飲み込まれても魚から針の回収がしやすくなります。これは結構気に入っている部分で、メバル流弾丸を使っている理由でもあります。針外しが楽なのは手返し良く次々と釣りに集中できるメリットがあります。
このジグヘッドでカサゴ等も釣り上げますが、大体が口元に針掛する為釣りがすごくやりやすい印象を持ちます。しかも刺さりが良く、刺さってしまえば針が強い為ある程度ゴリ巻きしても曲がることなく魚を上げることができます。
針の大きさはジグヘッドの重さで決まっています。
0.7・1.0・1.3ｇが８番の針で細軸
1.7・2.2ｇが７番の針で太軸
８番は軸と針先の開きが7ｍｍない程度。
７番は軸と針先の開きが7ｍｍより少し大きい程度。
ぱっと見は軸の太さで大きく見えたり小さく見えたりで軸の長さ以外そんなに変わりはないみたいです。
太軸の方が大きい魚に耐えうるパワーを持っているので、釣り場によって選らんで釣りますが、太軸でも1.0ｇのものがあると表層をゆっくり巻けるのでバリエーションを増やしてもらえるとありがたいです。
針が硬いが故のもろさ
針が細いけども硬く強い。焼き入れがしっかり施してあるのでしょう。
大きく体高のあるメバル・カサゴとのやり取りなんかでは針は曲がらず折れず非常によく仕事をしてくれます。が、根掛してしまった時にちょっと強引に引き抜こうとするといとも簡単にポキッと折れてしまいます。硬いけどもろい。根掛すると結構な確率でぽきぽき折れて帰ってきます。
違うジグヘッドでも根掛ってしまえばリーダーから切れるので回収不可能になると言えばなるのですが、曲がる針だと意外と回収できたりして、ちょっと曲げ直して使うという事ができるのでお財布的にやさしかったりします。
根掛時にポキポキ折れる。根掛には注意して使う必要があります。
実釣してみて思ったこと
私が釣りをする場所では尺メバルはほとんど出ない場所で、最大でも23～25ｃｍ程度を確認しています。大体が15-20ｃｍ程です。水深は1～3ｍほどの為メバル流弾丸は1.3ｇ前後を使用しています。
写真のメバルは今までで一番の大きさとトルクを見せてくれた23ｃｍの体高のあるメバルです。1.3ｇの細軸を使用していました。でっかいトルクで一瞬根に潜られましたが強引に引きずり出し、何度も抵抗するメバルをいなしていなしてようやっと上げることができました。
針が強くレンジキープがし易いが、引き抵抗がいまいちなところから操作感に乏しい為、水深はある程度浅い場所での使用に適していると思います。
根掛にさえ気を付ければ針が折れることは少なく、口元に刺さりやすいネムリ形状なので手返し良く釣りができると思います。
水深の浅い場所でのレンジキープ力とネムリ針の手返しの良さ、刺さりの良い硬い針でトルクのあるメバルでも引っ張ってこれる事が売りなのかなと思います。
もし気になったら使ってみてください。
左が1ｇで右が1.3ｇのメバル流弾丸です。
あわせ買い商品なので合計が2,000円になれば購入できます。
私の場合は、ジグヘッドを1ｇと1.3ｇ、あとはワームを買い足してから釣りに行きます。
よかったら上記のアマゾンリンクから使ってみて下さい。
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